１９．仮想通貨とパパ活

• 世は大仮想通貨時代

  2017年後半、仮想通貨「ビットコイン」の価格が暴騰し、2017年の10月には60万円ほどだったものが同年12月には200万円を超えるほどになりました。
  これにより市場は大騒ぎ。資産が億を超える個人が多くあらわれた事で、年末から年明けにかけ、それに呼応する形で多くの新規参入者も見られるようになりました。
  すぐさまテレビなどのメディアでも取り上げられるようになり、盛り上がりは更に大きくなりました。
  
  株式売買やFXと呼ばれる同種の取引についてはご存知でしょうか？
  なにやら儲かるらしいと、盛り上がっているところに人が増えていくという動きはこれらにも同じく見られました。
  
  多くの人がこの手のものに手を出したときに何が起こるかというと、勝手の分かっていない新規参入者たちが波に飲まれるのです。
  どういうことかというと、「儲かるよ！」と言われているものは、そう言われている時点で既に勝ち目がありません。
  
  仮想通貨で大儲けをした人達はどのようにしていたかというと、盛り上がる前、通貨の価値がもっと低いタイミングで通貨を大量に購入＝仕込みを行っているのです。
  
  ビットコインが2017年12月に200万円になったということは、例えば10月時点で購入したとしても、その時点では60万円でしたから、1ビットコイン(BTC)を買っていれば資産は3倍弱に増える計算になります。
  仮に10万円の時に買っていたら？　20倍です。では1万円、あるいはもっと低いタイミングで買っていたら？
  
  「仕込み」を行うのは、その通貨の価値が上がる可能性を見出せるからで、ビットコインが上がる未来を予想できていたからに他なりません。
  
  「仕込み」が済みしばらく経つと、価格が上がる材料が報道されるようになり、人や企業が集まり、どんどん価格が上がっていきます！
  
  ビットコインで大儲けをした人達というのは、1年2年かそれ以上の長い時間をかけてその結果を手にしたということが分かるかと思います。
  
  「ビットコイン、儲かるらしいぞ！」
  そう言われてから手を出しても遅いというのは、こういうことです。
  価格的に割に合わないこともそうですし、短期間ではそれほど値も動かない。
  加えて、初期に「仕込み」を行っていた人達が売却を行います。
  すると価値は下がる、下がる。タイミングが悪ければ大変なことになります。
  それでも2018年に入ってしばらくは価値を保っていました。
  売られる量も相当ありましたが、それ以上に新規参入者が多かったからです。
  しかし、200万円を記録していたビットコインの価値は急落していくことになります。
  価値が下がり続ける中でも、報道というのは少し足が遅いもので、価格は下がっているけれども、まだ儲かることができるといういびつな空気が世間では漂っていました。
  
  そういったタイミングで仮想通貨への投資に参入した人は、間違いなく損をしています！
  投資に不慣れであれば資産を全額つぎ込むということもやってしまう。
  
  パパは頭が良い人が多いです。なぜかといえば、社会人経験をある程度積んでいるし、会社の中でそれなり以上の地位をもっている事が多いからです。
  
  それでも、運悪く仮想通貨の投資へ、最悪のタイミングで参入していたら？
  そんなパパは傷ついているはずです。そして、癒やしを求めてパパ活を利用するのです。

• パパ活でさり気なく話題に出してみる

  世間で話題だから、むしろこちらから切り出すのです。
  「ビットコインってのやってみようと思うんだけど～」
  「絶対に儲かるんでしょ？　でもやり方が分からなくて～」
  すると、仮想通貨で損をしたパパは、
  「それだけはやめとけ！」
  と言うでしょう。
  そうしたら、なんでダメなの、というところから会話を続ける中で、パパは様々な苦労を語ることでしょう。
  「大変だったんだね」「仮想通貨やろうと思ってたけど、やめることにする。ありがとう」
  
  人生において、失敗というのは受け入れる事が難しいものです。
  一度した失敗というのはやり直す事ができません。
  ショックが大きければ、大きな後悔が残ります。
  それを受け入れるのには時間がかかりますし、次に思うのは、どうしたら同じ失敗をしないで済むかという事でしょう。
  
  これを他の人に話したらどうでしょうか。
  どのような失敗をしたのかという体験を人に話すことは、話す相手に同じ轍を踏ませない事になります。
  失敗が他の人の役に立つのです。
  「こういう事があったんだ。君も気をつけなよ」
  「分かった、気をつけます」
  これだけでも、失敗をした人の気持ちは楽になるのです。救われたような気持ちになれる。
  失敗をしたのは確かだけれども、無駄じゃなかったんだと、そう思う事ができるのです。
  
  仮想通貨というのは大きなリスクをもったものです。
  1月に200万円だったものが、3月には70万円です。
  多くの人が熱狂し、我を忘れて資産を投じた末、どうなったか。
  
  仮想通貨で損をしたパパに対し、あなたがしてあげられる事があるはずです。
  
  L CLUBでは、傷ついたパパに対する接し方、ケアの心得などをお教えする事ができます。
  気になった点にかんしましても、些細なことでもお答えいたします。
  春、新しい季節、L CLUBでパパ活をはじめてみませんか。

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